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タアサイは、見た目よりやわらかく美味しいです


タアサイは、中国野菜の一つです。
スプーン型の濃い緑色の葉をしており、
かたくてゴワゴワしていそうな外観をしていますが、
見た目よりも葉や茎はやわらかく、味にも癖がありません。


■タアサイの栄養

タアサイは緑黄色野菜です。
緑が濃いため、βカロテンを非常に多く含んでいるのが特徴です。

◎βカロテン
βカロテンは、体内に吸収されると、必要量だけビタミンAに変わり、
皮膚や粘膜を強化して、風邪を予防する働きや、
喉や肺などの呼吸器系統を守る働き、
視力維持や髪の健康維持などの働きがあります。

βカロテンもビタミンAも抗酸化作用がつよいですが、
タアサイには同様に抗酸化力が強いビタミンCやビタミンEも、

比較的豊富に含まれていることから、
抗がん作用や老化抑制に相乗作用が期待できます。

◎カリウム
ミネラルでは、過剰なナトリウムを排出し、
高血圧を予防するカリウムが多く含まれています。

カリウムにはその他にも、
筋肉の働きや神経の伝達を正常に保つ働きがあります。

◎カルシウム
カリウムに次いでは、カルシウムが多く含まれています。
カルシウムには心臓の機能を調整する働きがあるため、
カリウムの働きとあわせて、血圧の安定に効果が期待できます。

カルシウムは骨や歯の形成に欠かせないミネラルですが、
タアサイには、同様に骨の生成に関与するビタミンKも豊富に含まれ、
骨粗鬆症の予防に大きな力を発揮します。

◎アリルイソチオシアネート
タアサイはアブラナ科の植物のため、
アブラナ科の植物に共通に含まれている、
辛味物質であるアリルイソチオシアネートを含んでいます。

アリルイソチオシアネートには、
抗がん作用や、血栓ができるのを防止する働きがあります。

◎グルコシノレート
また、同様にアブラナ科の植物に含まれている、
グルコシノレートという成分も含んでいます。

グルコシノレートは、解毒機能を強化し、
発がん物質等を体外に排出するデトックス作用があります。

タアサイにはまた、食物繊維も豊富に含まれています。
食物繊維は腸内の善玉菌を活性化し、
腸内環境を整える働きがあります。


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トウが立つ前にいただきましょう


■タアサイの利用法

タアサイは味にクセがないため、煮物から炒め物まで幅広く利用できます。
アクが少ないので下ゆでの必要がないのがうれしいですね。

脂溶性のβカロテンを豊富に含むため、
調理には植物油を取り入れたいものです。

炒め物が一番手っ取り早いですが、
煮物にも、胡麻油を回しかけると、
βカロテンの吸収率がアップします。

火の通りが早いので、手早く加熱するのがポイントです。

タアサイ自身もカルシウムを豊富に含みますが、
牛乳を用いた料理に利用すると、
カルシウムの吸収率が高まるのでオススメです。

>>タアサイの育て方|栽培時期により株間を変えましょう
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