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ハクサイより栄養が高いです


サントウサイ(サントウナ)は、漢字では山東菜と書きます。
中国の山東省原産であることが、名前の由来です。

葉の形や味がハクサイによく似ていますが、
ハクサイより葉色が濃く、結球しないのが特徴です。


■サントウサイの栄養

サントウサイはハクサイに似ていますが、
ハクサイよりも多くの栄養分を含んでいます。

◎βカロテン
ハクサイより葉色が濃いため緑黄色野菜となり、
抗酸化作用に優れ、活性酸素の働きを抑える作用のある、
βカロテンが豊富なことが特徴です。

βカロテンは体内で必要量だけビタミンAに変わるため、
ビタミンAの作用である皮膚や粘膜を健康に保つ働きや、
視力維持、髪の健康維持効果が期待できます。

◎カルシウム
サントウサイのもう一つの特徴が、
牛乳をしのぐほどのカルシウムの含有量です。

牛乳に含まれるカルシウムの含有量は、100gあたり110mgですが、
サントウサイにはなんと140mgも含まれています。

カルシウム摂取量が全年代で足りていない私たち日本人にとって、
もっと積極的に摂りたい野菜の一つです。

◎ビタミンK
サントウサイには、
丈夫な骨作りに寄与する働きのあるビタミンKも多く含まれているため、
カルシウムとの相乗効果も期待でき、
とくに骨粗鬆症になりやすくなる50代以上の女性にオススメの野菜です。

◎葉酸
また、サントウサイには葉酸も多く含有されていることも特徴です。

葉酸には造血作用や、認知症予防の働きがあると言われています。

さらに、胎児の成長に欠かせない成分で、
欠乏すると障害のリスクが増えるため、積極的に摂りたい栄養素です。

妊娠初期には、普段の必要量の約1.7倍の摂取が必要と言われています。

◎アリルイソチオシアネート
サントウサイはごくわずかに辛味を感じることもありますが、
これは辛味成分のアリルイソチオシアネートによるものです。

アリルイソチオシアネートは、ワサビやダイコンなど、
アブラナ科の植物に含まれている成分で、
血栓をできにくくしたり、抗がん作用があると言われています。


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炒め物に最適!


■サントウサイの利用法

サントウサイに多く含まれているβカロテンは、
油に溶ける脂溶性ビタミンのため、油と組み合わせて調理するのが、
効率よく摂取するポイントです。

手早く炒めれば、熱に弱いビタミンCの損失も抑えられ、
シャキシャキした食感も残ります。

油揚げや牛乳など、脂肪分を含む食材と煮ても良いでしょう。

ちょうど、チンゲンサイと同じような感覚で利用します。

また、サントウサイにはアクがないため、
生で食べることもできます。

生食する場合は、植物油を使用したドレッシングをかけたりして、
上手に油分と組み合わせましょう。


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さらに漬物にすると独特の風味が出て美味しいです。

>>サントウサイの育て方|栽培期間が短く収穫までが楽で美味
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