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身近なウメの樹の特徴をご紹介します 


■ウメとは

ウメ(梅)は古くから日本人に愛されてきた果樹です。
偕楽園や京都御苑、大阪城公園など、
ウメの名所も全国各地にあります。

花を楽しみ、実も利用できる代表的な果樹ですが、
実は、花を観賞する「花ウメ」と、
食用の「実ウメ」に大きく大別されます。

とはいえ、花ウメの実も食用になりますし、
実ウメも愛らしい花を咲かせます。

ただし、花ウメの実の食味は実ウメより劣ります。

また、花ウメは花の色が桃色や紅色、緋色など、
鮮やかなものが多いのにたいし、
実ウメの花色は白〜薄桃色といった、
淡い色が多いように感じます。


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白梅も美しいですね


■ウメの栄養は

ウメの栄養で特筆すべきは、有機酸の多いことです。
クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸などの有機酸は、
すっぱさの元ですが、同時に殺菌や疲労回復などの効果大です。

殺菌、抗菌作用は、梅干でよく知られています。
おにぎりやお弁当に抗菌目的で梅干を入れるのは一般的です。

その他にも、お刺身を食べる際、
ワサビの代わりに梅干を混ぜた醤油を用いると、
ウメの殺菌効果で、生魚にあたりにくくなります。

有機酸のそのほかの働きとしては、
カルシウムの吸収を助けたり、食欲増進作用があります。

ウメジャムなどウメを加熱加工すると、
糖分とクエン酸が結合して、血流改善効果のある、
”ムメフラール”という成分が作られます。


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ウメの実


■ウメ栽培の楽しみ

早春に香りの良い花を咲かせ、初夏には収穫も楽しめる、
この一石二鳥さがウメ栽培の楽しみです。

シロップ漬なら、ウメに氷砂糖やハチミツなどを加えるだけなので、
収穫から加工まで、小さなお子さんでも一連の流れを体験できる、
お子さんとともに楽しめ情操教育にも最適です。


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やはり梅酒が美味しいです


■ウメのおいしい食べ方

ウメは、梅干や梅酒、梅酢、梅肉エキス、ジャムなどに加工されます。

といいますのは、青ウメには青酸配糖体という物質が含まれており、
胃酸などにより有毒なシアンが生成されるためです。

とはいえ、有毒性を発揮するには大量に食べる必要があり、
青ウメの果肉をかじった程度では、ほぼ心配ありません。

青酸配糖体がシアンになるには酵素の働きが必要ですが、
塩分やアルコール、加熱、天日干しの熱など、
ウメを加工することにより、酵素は失活して毒性が低下するため、
加工したウメは中毒の心配はありません。

■わかりやすい育て方
・ウメの育て方 庭植え|健康効果が高い実をつけます
・ウメの育て方 鉢植え|剪定で収穫が増えます
・ウメの実がならない、落ちるときの対処法
・ウメの剪定 時期は?
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