
クランベリーの実がならないのは?
クランベリーの赤い実は、とてもかわいくて魅力的です。
アメリカでは、七面鳥とクランベリーは、
クリスマスには必須のものだそうですね。
■クランベリー 実がならない原因は?
クランベリー、どうしても実がならないことがあります。
実がならない原因はなんでしょうか?
1.寒さに当たらず花芽がつけられない
クランベリーは、冬は一定期間寒さを感じないと、
花芽をつけない品種があります。
室内で育てている場合は、冬のおき場所を工夫し、
できるだけ寒さに当てるようにします。
クランベリーは寒さに強いので、
庭植えの場合は、冬に鉢上げする必要はなく、
屋外で越冬させるようにしましょう。
花芽を確認してから剪定すると安心です
2.花芽のついた枝を剪定した
クランベリーは剪定をしないと、
真夏の暑さで蒸れて発育が悪くなることがあります。
また、株が弱っている時は、
株を思い切って切り詰めると元気を取り戻します。
しかし、剪定で花芽のついた枝を切り落としてしまうと、
花が咲かないため実がつきません。
クランベリーの花芽は、葉と葉の間から伸びてきます。
花芽のつく枝は、付つかない枝に比べ、葉と葉の間隔が広くなります。
区別する自信が持てないときは、花芽が伸びたのを確認するか、
5月初旬から6月中旬の開花後に剪定を行うとよいでしょう。
3.暑さで株が弱っている
クランベリーは冷涼な気候を好む植物で、
日本の夏の暑さは、たいへん苦手です。
日当たりが良い場所を好みますが、
日本の夏の日向はクランベリーには過酷すぎます。
クランベリーは日陰でも育つことができる植物なので、
夏の間は風通しの良い半日陰で育てるとよいでしょう。
開花後に水切れさせてしまい実がなりませんでした
4.開花後に水切れした
クランベリーの小さな花が咲いたからといって、
必ず赤い実が付くとは限りません。
花後に夏の暑さを浴びたうえ、水切れをすると、
株が弱って実をつけることができなくなります。
私も、花はたくさん咲かしたのに、
夏の水切れで、実を一つも実らせなかった経験があります。
クランベリーはもともと湿地のような湿った環境を好む植物です。
普段から水切れには注意しましょう。
5.土壌の酸性度不足
>>クランベリー 枯れる理由は? の3番目をご覧ください。
■クランベリーのわかりやすい育て方
・クランベリーの育て方 庭植え|小さい高原性の果実
・クランベリーの育て方 鉢植え|小さく仕立てても数多く収穫