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リーキ(Leek) は、長ネギの茎をもっと太くし、
長さを短くしたような姿をしています。
白い部分は、長ネギ同様軟白栽培で作られます。

「ポロねぎ」や、フランス語の「ポワロー(Poireau)」などの、
呼び名でも呼ばれます。

ベルギーやオランダでよく食べられている野菜です。
日本ではあまり馴染みがありませんが、

静岡などで商業栽培が始まっているため、
これからどんどん普及していくかもしれませんね。


■リーキの栄養

リーキには、βカロテンやビタミンB群、
ビタミンKなどのビタミン類や、
カリウムや鉄分などのミネラル類が含まれています。

◎ビタミンK
ビタミンKは、長ネギの約8倍も含まれています。

ビタミンKは、血液の凝固や、
凝固の抑制をつかさどるビタミンです。

また、たんぱく質を活性化し、骨の形成を促すため、
骨の健康維持には欠かせない成分です。

そのため、ビタミンKは骨粗鬆症の治療薬としても、
使われているほど効果の高いビタミンです。

ビタミンKはまた、血管(動脈)の健康維持にも関わっています。

◎硫化アリル
リーキには、ネギ類に共通のにおい成分である、
硫化アリルが含まれています。

硫化アリルには抗酸化作用があり、
がんの予防やコレステロール値の改善に効果があります。

またリーキには、硫化アリルの一種であるアリシンが含まれており、
ビタミンB1の吸収を高め、炭水化物の代謝を促進し、
疲労回復に効果があると言われています。

リーキの独特の香りには、胃液の分泌を促進させ、
消化吸収を高める作用もあります。

また、食物繊維も豊富に含まれているので、
腸の活動を活発にさせ、便秘を解消する働きもあります。

リーキを切ると、ネバネバした粘液が出てきますが、
ヨーロッパの人々の間では古くから、
この粘液が気管の炎症を緩和する働きがあるとされてきました。


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リーキと思いきや下仁田ネギでした


■リーキの利用法

リーキは、白い茎の部分を利用します。
加熱すると特有の甘みが増し、とろりとやわらかくなりますが、
煮崩れしにくいのが特徴です。

この特徴を活かし、下煮をしてからサラダやマリネに利用したり、
スープ煮やクリーム煮、グラタンなどに用います。

細くて柔らかいものは生のままでも食べられるので、
サラダなどに利用しても良いでしょう。

緑の葉の部分は、柔らかければニラの代用として利用できます。
食べられないほどかたければ、ブーケガルニに用いると良いでしょう。

ネギの仲間ですが、日本のネギよりも味や香りが
まろやかなため、ネギが苦手な人でも食べられるかもしれません。

>>リーキの育て方|耐暑性耐寒性が強く全国で栽培可能!
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