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収穫したコリアンダー


コリアンダー(Coriander)は、
中国では香菜(シャンツァイ)、
タイではパクチーと呼ばれています。

独特の香りがあり、好き嫌いがはっきり分かれるハーブですが、
タイ料理などのエスニック料理には欠かせない食材です。

コリアンダーは葉と種子を利用し、
それぞれコリアンダーリーフ、コリアンダーシードと呼ばれますが、
その香味は全く異なります。


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コリアンダーの花


■コリアンダーの効用

コリアンダーリーフ独特の香りは、
リナロールやγ-テルピネン、リモネン、カンファーなどの、
揮発性物質によるものです。

これらの成分にには、抗菌・殺菌作用があります。

◎リナロール
さらに、リナロールには唾液の分泌を促進し、
消化促進や食欲増進の働きがあります。

また、リナロールには鎮静作用もあり、特に
偏頭痛に効果があるとされています。

◎デトックス効果
コリアンダーには、抜群のデトックス効果もあり、
腸内に溜まったガスを排出してくれる駆風(くふう)や、
便通をよくしてくれる働きがあります。

コリアンダーリーフは葉物野菜でもありますので、
ビタミンCやβカロテン、カルシウム、
鉄などの栄養素が豊富に含まれています。

βカロテンには抗酸化作用があり、抗がん作用や
動脈硬化の予防、肝機能の回復などの働きが期待できます。

コリアンダーシードには、
健胃、駆風、去痰、解毒の作用があります。


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コリアンダーシード


■コリアンダーの利用法

コリアンダーは、葉と種子では香りが異なります。

葉は、ドクダミの香りにも似ています。
カメムシの匂いと捉える人も多く、
英名のコリアンダーの語源にもなっているほどです。

しかし、エスニック料理の風味付けには欠かせない食材で、
はまるとクセになる香りでもあります。
トムヤムクンでもおなじみですね。

添え物やサラダ、炒め物、スープの浮身など、
少量使用するだけでいつもの料理が、
エスニック風にアレンジできます。

パセリや、イタリアンパセリの代替えとして
使用すれば、まず間違いはありません。  


コリアンダーには、消化を促進する働きがあるため、
コリアンダーティーや、コリアンダーウォーターは、
食後にお勧めのドリンクです。

コリアンダーシードは、リーフと異なり、
柑橘系の香りがします。
カレーには欠かせないスパイスの一つでもあります。

コリアンダーシードはすりつぶし、カレーやシチュー、
ピクルス、マリネなどの料理から、
お菓子やリキュールの香り付けまで、幅広く利用できます。

料理以外のコリアンダーの利用法には、
コンパニオンプランツとしての利用があります。

コリアンダーはアブラムシを寄せ付けないため、
混植するとアブラムシ除けになります。

>>コリアンダーの育て方|全草余すところなく活用できます
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