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ワケギを作っておくと便利です


ワケギは長ネギとタマネギの雑種で、球根性植物です。
葉が細くてやわらかく、刺激臭や辛味が少ないのが特徴です。

「根元が多くの株に分かれたネギ」の意味で、
「ワケギ(分葱)」と名付けられたとされています。


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鉢植えでもじゅうぶん栽培できます


■ワケギの栄養

ワケギは緑黄色野菜であり、βカロテンやビタミンC、ビタミンE、
ビタミンB群を多く含んでいます。

◎βカロテン
βカロテンは強い抗酸化力を持つカロテノイドの一種で、
活性酸素の働きを抑制し、抗がんや老化の抑制に働くほか、
皮膚や粘膜・目の網膜を健康に保つ働きがあります。

また、βカロテンは体内で必要量だけビタミンAに変化し、
視力の維持や、皮膚や粘膜の健康維持の働きを行います。

ビタミンCやビタミンEにも強い抗酸化力があり、トリプル効果で
血中の過酸化脂質の生成を抑え、血栓をできにくくし、
ストレスの解消や美肌づくりにも効果を発揮します。

◎ビタミンB1
ビタミンB群のうち、ワケギに多く含まれているビタミンB1は、
炭水化物の代謝に欠かせないビタミンです。

ビタミンB1が不足すると、炭水化物の代謝がうまくいかず、
疲労物質の乳酸が溜まって疲れやすくなったり、
炭水化物が脂肪に変わってしまって、太りやすくもなります。

ビタミンB1は食品から摂取しにくいビタミンなので、
多く含まれているワケギは貴重な摂取源・栄養源といえましょう。


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ワケギのネギ坊主


◎ミネラル系と食物繊維
ミネラルでは、高血圧の予防と改善に効果のあるカリウムと、
骨粗鬆症の予防に効果的なカルシウム、
貧血予防に効果がある鉄分が比較的多く含まれています。

食物繊維も豊富なので、腸の運動を活発にし、
便秘解消の効果が期待できます。

ワケギはネギの仲間のため、ネギ類に共通して含まれている成分の、
硫化アリルも含まれています。

硫化アリルはネギ独特の辛味の素ですが、抗菌作用があるため、
風邪などの感染症に罹りにくくなったり、
ビタミンB1の吸収を助けるため疲労回復に効果的だったり、
抗酸化作用が強いため生活習慣病の予防に効果が期待できます。


■ワケギの利用法

長ネギよりも香りや辛味がおだやかで、
根と葉のどちらにも程よい甘さがあるため、
薬味だけでなく、様々な料理に利用できます。

サッとゆでて和え物やぬたがとくに美味しいです。
ぬたは、辛子酢味噌和えに仕立てるのが一般的ですが、

その他にも卵とじやチヂミ、かき揚げ、
炒め物、汁物の実などに利用されます。

■ワケギのわかりやすい育て方
・ワケギの育て方|刈り取り収穫で長く楽しめます
・ワケギのプランター栽培|ネギより栽培が簡単で30日で収穫!
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