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パパイヤ、けっこうはまる味です


パパイヤは、甘みが強くて酸味が弱く、独特のクセがあり、
柔らかくてねっとりとした果肉がおいしく、
数あるトロピカルフルーツの中でも、日本人になじみの深い果物です。

和名を「木瓜」「乳瓜」とも言います。

パパイヤは、黄色やオレンジ色の果肉の完熟果は、
普通にフルーツとして食しますが、
未熟な果実を「青パパイヤ」と呼んで、
野菜として利用する少し変わった果物です。

パパイヤは年間を通して輸入されているため一年中食べられますが、
熱帯の食べ物には体を冷やす作用があるため、
どちらかといえば夏の食べ物といえましょう。


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木も素敵です


■パパイヤの栄養

◎ビタミン類
パパイヤの完熟果にはビタミンCとβカロテン、そしてビタミンEと、
抗酸化作用のあるビタミンが3つも含まれているので、
活性酸素を強力に撃退してくれます。

◎リコピン
完熟パパイヤの黄色やオレンジ色の色素成分は、リコピンです。
リコピンもまた抗酸化作用が強い成分ですので、
抗がん作用や生活習慣病の予防に効果が期待できます。

◎ポリフェノール
一方青パパイヤは多くのポリフェノールを含んでいますが、
ポリフェノールにも抗酸化作用があります。
パパイヤは完熟果を食べても、未熟果を食べても、
抗酸化作用が期待できるのはうれしいですね。

◎パパイン
パパイヤの果汁には、たん白加水分解酵素のパパインが含まれています。
パパイヤの果汁に肉をつけると肉が柔らかくなりますし、
肉類の消化を助け、胃もたれや胸やけを予防します。

パパインにはまた、胃液の分泌を増加させる作用もあるため、
肉以外の食事の場合でも、消化促進作用が期待できます。

◎アリルイソチオシアネート
パパイヤには、意外なことに、ワサビなどに含まれている辛み成分の、
アリルイソチオシアネートが含まれていることが明らかになりました。

アリルイソチオシアネートには、肝臓の解毒酵素の働きを活発にし、
発がん性物質の働きを抑える作用があることが報告されています。
解毒効果を得るには、1日1/2個で十分だそうです。


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青パパイヤが体に良いそうです!


■パパイヤの利用法

パパイヤの完熟果は、半分にカットして黒いタネを取り除き、
スプーンですくって食べるのが一般的な食べ方です。

パパイヤは酸味が少ないため、レモン汁をかけると、
酸味がアクセントになり、甘みが際立ちます。

レモンの爽やかな香りが加わるため、
パパイヤ独特の香りが苦手な方にお勧めの食べ方でもあります。

青パパイヤは千切りにして、サラダや炒め物などに利用したり、
大きめにカットして漬物に加工したりします。

パパイヤに含まれているβカロテンやリコピンは、
油に溶解する性質があるため、調理に油を使用すると効率よく摂取できます。

炒め物のほか、サラダには植物油を使ったド、
レッシングをかけるとよいでしょう。

パパイヤにはたんぱく分解酵素のパパインが含まれているため、
肉料理と相性が良く、肉の消化を助けてくれます。

◎青パパイヤを食べよう!
パパインは熟すにつれて減少してしまうので、
デザートに完熟パパイヤを食べるよりは、
青パパイヤをサラダにして食べたほうが効果が高いです。

パパインは酵素のため、加熱すると効力がなくなるので、
消化促進の効果を得たいのなら、加熱料理は避けます。

■パパイヤのわかりやすい育て方
・パパイヤの育て方|高温と直射日光を好みます
・パパイヤの害虫対策
・パパイヤ 越冬は?
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