kaki-new (2).jpg
カキは栄養豊かです


カキ(柿)は、昔から「カキが赤くなると医者が青くなる」、
つまり栄養豊富なカキを食べると病人が少なくなるから
医者が困ってしまう、と言われるほど、栄養豊かなフルーツです。 



■カキの栄養

上記のことわざが生まれるほど栄養豊富なカキですが、
最も特筆すべき栄養は、ビタミンCが豊富なことです。

◎ビタミンC
ビタミンCの豊富さは、やはりビタミンCが豊富なことで知られる、
ミカンの2倍も含まれていることからも、

突出して多いことが理解できると思います。

カキを1個食べるだけで、
1日に必要なビタミンC量をほぼ摂取することができます。

ビタミンCにはウイルスの働きを抑える作用があり、
風邪やインフルエンザなどの感染症を予防してくれます。


kaki-new (1).jpg
風邪にも効果的


◎βカロテン
さらにカキのオレンジ色は、
抗酸化作用のあるβカロテンによるものです。

なかでもカキに含まれている、
βカロテンの一種であるβクリプトキサンチンには、
強力な抗がん作用があり、やはり抗がん作用をもつ、
ビタミンCとの相乗効果が期待されています。 


◎タンニンとカリウム
カキの渋みはタンニンによるものですが、
タンニンにはアルコール分解作用があるため、
カキは昔から二日酔いに効くフルーツとされてきました。


カキにはカリウムも比較的多く含まれていますが、
カリウムには利尿作用があり、
二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドを、
速やかに体外に排出してくれます。

タンニンとカリウムの相乗作用により、二日酔いを
軽減してくれるのです。

できれば、お酒を飲んだ後ではなく、
飲む前にカキを1〜2個食べておくと良いでしょう。


kaki (5).jpg
カキの若葉も利用したいです


◎柿の若葉も!
栄養豊富なのは果実だけではありません。

柿の若葉は食べることが出来ますが、
この若葉にはポリフェノールの一種である、
アストラガリンという成分が含まれています。

このアストラガリンは抗アレルギー作用が強く、
花粉が飛散する前から柿の葉を煎じたものを飲んでいると、
花粉症が軽減すると言われています。 


また、柿の若葉にはビタミンCが、
実のなんと15倍も含まれています。

実とは異なり量を食べる事は難しいかもしれませんが、
ご自宅に柿の木がある方は、ぜひ若葉も食べてみてください。

このように様々な効用のあるカキですが、
体を冷やす作用があるため、冷え性の方や、
妊婦さんは食べ過ぎないように注意します。

また、タンニンは体内で鉄と結合して、鉄の吸収を阻害するため、
貧血の方もカキの摂取を控えめにします。


kaki-new (3).jpg
カキ、おいしく食べたいですね


■カキの利用法

カキはカットしてそのまま生で食べるのが一般的ですが、
サラダに加えたり、なますや白和えにしても美味しいです。

熟しすぎると切れないほどやわらかくなってしまいますが、
ヘタの部分をフタのように切って、スプーンですくって
食べると食べやすく、しかもトロリと美味しいです。

柿の若葉は上記の通り乾燥させたものを煎じて飲用にするほか、
天ぷらやおひたし、胡麻和えなどに利用します。
商業的には柿の葉寿司や柿の葉茶があります。

昔ながらのタクアンの作り方では、
カキの皮を一緒に漬け込む地方も、多く見られます。

■カキのわかりやすい育て方
・カキの育て方 庭植え|環境にあった品種選びを
・カキの育て方 鉢植え|枝先の花芽に注意して剪定します
・カキ 実がつかない原因は?
 カテゴリ
 タグ