
新鮮だとさらに美味です
スナップエンドウは、1970年代にアメリカから導入されました。
グリーンピースの改良品種で、豆が生長してもサヤが硬くならず、
サヤごと食べられます。
洗って両サイドの筋を取ってオリーブオイルでさっと炒めて、
お醤油を少しと塩こしょうをするだけでとってもおいしい一品になりますね。
食べ始めたらとまらないおいしさです。
家庭菜園で大量に収穫してもあっという間になくなってしまいます。

1. 2列に植えるときは日光がよく当たるよう千鳥に植え重ならないようにします
2. 根粒菌が付くのでチッ素は少なめに施し、つるボケに注意します
3. ハモグリバエが発生しやすいので気を付けて観察するようにしましょう
■品種
スナップエンドウはつるありとつるなしの品種がありますが、
プランター栽培では「つるなし種」が育てやすくお勧めです。

花も楽しめます
■栽培管理
・プランターの大きさ
深さが20〜25cm以上のものを使います。
・生育適温
15℃〜20℃の環境が適しています。
日当りのよい場所を好みます。
・タネまき
秋まきが適しています。
早すぎると株が大きく育ちすぎてしまい冬越しにくくなってしまうため、
10月中旬〜11月上旬にポットにタネをまき育苗していきます。
本葉が3〜4枚になるまで育苗しましょう。
プランターに直まきしてもかまいません。
・間引き
ひとつのポットにつき4カ所に穴をあけタネをまいていきます。
その中で元気なものを2〜3本残して、あとは間引きします
・プランターに植えつけ
鉢底石を敷き詰めたプランターに培養土を入れ土をならし、
苗を植えていきます。植えた後はたっぷりと水やりをしましょう。
・支柱立て
つるなしは1mほどの支柱をたてます。
支柱にうまく巻き付かないときにはひもなどを使い結びつけます。
実がつくと重くなりますので支柱はしっかりと立てましょう。
・収穫
さやが十分に肥大して豆が太ってきたころに収穫します。
つやがなくなるまでおいておくと味が落ちてしまいますので注意しましょう。
目安は開花後20日〜25日ごろです。
■エンドウ・グリーンピースのわかりやすい育て方
・エンドウの育て方|栽培のコツはタネまきの時期と用土
・エンドウのプランター栽培|早めの収穫で樹を元気に保ちます
・エンドウ・グリーンピースとは?|最適な収穫期を見極めて