
育ってきたラッカセイの株
ラッカセイ、ピーナッツというと「お酒のおつまみ」を、
想像するかたも多いのではないでしょうか?
ラッカセイが酒の供としてよく食べられるのには理由があります。
ラッカセイに含まれているナイアシンが、アルコールの肝臓への負担を軽減し、
利尿作用もあるために悪酔いや二日酔の予防対策につながるんですね。
お酒のおつまみにラッカセイ、ピーナッツが選ばれるのには、
ちゃんとした理由があったんですね。

ラッカセイの苗
■ラッカセイ 肥料のコツは?
ラッカセイは、種を鳥やカラスに食べられるという問題がありますが、
病気・害虫・生理障害などはでにくい作物です。
日当りがよく水はけのよい場所を好みます。
連作障害がでますので連作は避けましょう。
◎ラッカセイの栽培サイクル
・種まき
5月中旬から下旬
・植え付け
6月中旬で本葉が2〜4枚になったころ
・収穫時期
10月中旬の葉が黄色になってきたころ
試し掘りをして実が成熟しているころ
1.ラッカセイの肥料を施すときのコツ
・石灰分が不足すると空ざやになりやすくなります
・チッ素分が効きすぎると蔓ぼけになりやすいです
・追肥のときは、チッ素分を控えます

元肥と追肥にコツがあります
2.元肥について
種まきや植え付けの2週間前に畝に石灰を施して耕します。
ラッカセイは実が肥大するために石灰を必要としますので、
この元肥の段階で多めに石灰を施しておくのがポイントです。
さらに種まきや植え付けの1〜2週間ほど前に堆肥や化成肥料を施し、
よく耕して準備をしておきましょう。
3.追肥について
側枝が伸び始めた頃にカリ成分の多い化成肥料を施します。
株の側方に肥料をまき、土に混ぜ込みましょう。
1u当たり、化成肥料20gがおよその目安となります。
追肥時にチッ素分が多すぎると蔓ボケになりやすいので注意して下さい。
4.土寄せで効果大
追肥のとき、または草丈が30〜40cmに伸び、
分枝してきた頃に土寄せを行います。
株元付近の15cmほどの範囲に土を寄せます。
脂肪柄は土中に侵入し脂肪を育てます。
■ラッカセイのわかりやすい育て方
・ラッカセイの育て方|大粒にする栽培のコツを教えます!
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