水やりでの仕方がトマトを丈夫に育てます、美味しい実がたくさん収穫できます
「水やり3 年」といわれるほど、「水やり」というのは難しいものです。
考えてみると「水」というのは、私たちにとっても必要不可欠なものですし、
植物にとってもなくてはならないものですね。
トマトは、水やりに関してたいへん敏感で、
適切な水やりをすると元気に育ち、果実もおいしくたくさん収穫できます。
■水やりの基本
水やりの基本は、土の表面が乾いていたらたっぷりとあげることです。
ポイントは、土に人差し指の第一関節ぐらいまでいれてみて、
指の先端が乾いていたら水やりのサインです。
水やりは午前中の朝早くに行うのがお勧めです。
日中や夕方に与えると土の温度が上昇して根腐れをおこしやすく、
夜にすると植物の徒長の原因になります。
水のかけ方、水の量など野菜によって好みが違います。
トマトは、車掃除の時のようにホースで勢い良く水をかけるのではなく、
ジョーロのハス口を取って、水を補足し株元にやさしく与えることもポイントです。

乾燥気味に育てましょう
■トマト 水やりのコツは?
トマトは南アメリカのアンデス山脈高原地帯原産の野菜です。
ペルー、エクアドルなど乾燥地帯生まれの野菜と言えます。
ですので、充実した美味しい実を収穫するためには、
やや乾燥ぎみで育てるのが重要なポイントとなります。
水を与え過ぎると、味が落ち、実が割れる原因となってしまいます。
根腐れを起こすこともあります。
1.地植えの場合
地植えの場合、土の表面は乾いていても10〜15cmほど掘りおこせば、
しっとりと湿っていることが多いです。
水分を吸収する根があるあたりは、
しっかりと水分が補給されている場合が多いので、
地植えのトマトの場合は毎日の水やりは不要です。
できるだけ水やりは控え、日照りの日が続いたときなどに、
水やりをするようにしましょう。
水を抑えた栽培で、トマトを甘くできます、できれば雨除けもします
2.プランターの場合
プランターは土も浅く地下から水分が補給されることはないので、
乾燥状態で育てるといっても、定期的な水やりは必要です。
朝、葉がしおれている状態であれば水やりをするようにしましょう。
トマトは、水の与えすぎに非常に敏感です。
やや乾燥ぎみに育てること忘れないようにしましょう。
■トマトのわかりやすい育て方
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