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庭植えのキンカンはできれば移植しないほうが安全です


初心者でも育てやすいといわれているキンカン。
日本でも昔から庭木として親しまれています。

中国原産の常緑低木で、かわいらしい花と、
一口サイズの香りのいい甘い実をたくさんつけてくれます。

キンカンは柑橘類の中では栄養価が高く、
完熟すると甘みがましますので皮ごと生食できます。

砂糖漬けやマーマーレードなどのジャムにしてもおいしいですね。


■キンカン庭植えの植え替え時期と方法

常緑樹は基本的には移植は避けたほうが良いとされています。
どうしても移植の必要がある場合は、
根回しなどをていねいに行いましょう。

植え替えは人でいう「手術」と同じです。
キンカンは植え替えにあまり強くありませんので、
まずは根回しをして慎重に移植に取りかかりましょう。

1.根回し
根回しとは樹木を植え替えるときに予め準備をする作業のことです。
樹木は移植によって枯死してしまうことが多いですので、
枯死を防ぐために移植予定の半年〜1年くらい前から準備を始めます。

基本は、根元に近い根、太い根を切断していきます。
すると切断したあたりから新しい根がでてきます。
この新根が大切です。

新根は元気ですので栄養分や水分をよく吸収し、
さらに新しい土にも馴染みやすいですので、
移植に耐えられる力を樹木に与えてくれます。

新しい根が伸びるのに時間がかかりますので、
半年〜1年くらい前から作業を始めるわけです。
とても重要な作業ですのでしっかりと行います。

根回しの適期は、春の萌芽前が最適です。
遅くても秋に入る前までに行います。


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色づくまでも楽しみな時です


2.剪定
移植の時に根が切られてしまうので、
根から吸収できる水分量が減ってしまいます。

ですので葉や枝を少なくする必要があります。
木の負担を減らすために移植前に剪定を行いましょう。

3.植え付け
あらかじめ、根鉢の2倍以上の穴を掘っておきます。
中に腐葉土や油かすを入れておきましょう。

その上に土を戻してから植え替えのキンカンをのせて、
土をかぶせて植え替えを行います。
水をしっかりと与え支柱を立てて下さい。

4.注意点
・根付いていませんので、
幹が揺れると根鉢まで揺れて発根が遅れたり、
生えてきた根が切れたりします。
複数の支柱でしっかりと支えてあげましょう。

・根が元気になり幹が安定してくるまで、
肥料は与えないようにします。

5.キンカン庭植えの植え替え時期
柑橘類は、3月中旬以降の暖かくなってきた時期が植え替え適期です。

■キンカンのわかりやすい育て方
・キンカンの育て方 庭植え|耐寒性が強く栽培しやすいです
・キンカンの育て方 鉢植え|実も花も楽しめ美味です
・キンカン 実がならない理由は?
・キンカン 剪定方法は? 図解
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